フルサポート®
箱粒剤

  • 殺虫殺菌剤

グループ

  • 殺虫剤グループ 4A,5
  • 殺菌剤グループ 7, 16.1

水稲用殺虫殺菌剤フルサポート箱粒剤は、幅広い病害虫をまとめて予防します。育苗箱に処理するだけで、いもち病、紋枯病、稲害虫をまとめて防除でき、長期間にわたり優れた効果が期待できます。育苗箱への処理だけで予防的に防除することができ、省力化に役立ちます。


お知らせ

最新情報

令和3年10月27日、高密度は種に使えるようになりました

令和元年9月11日、有効成分チフルザミドの総使用回数の書き方が変わりました

有機農産物・特別栽培農産物とスピノサド

有効成分のスピノサドは、有機JAS規格の基準に合致する資材として追加されていますので、有機栽培に使用することができますが、スピノサドを含む複数の有効成分を持った製品は、有機農産物には使用できません。

しかし、特別栽培農産物の使用回数にカウントされない農薬に定められている場合が多いので、地方自治体など関係機関にご確認の上ご使用ください。

 

営業担当より

稲の主要な病害虫をまとめて育苗箱処理で防除します。安定した効果をお求めの方におすすめします。

効果的な使い方

  • 登録番号

    農林水産省登録 第21411号

  • 有効成分
    イミダクロプリド 2.0%、スピノサド 0.75%、チフルザミド 3.0%、トリシクラゾール 4.0% 殺虫殺菌剤
  • 作用機作
    殺虫剤分類 4A、5、殺菌剤分類 7、16.1
  • 有効年限

    5年

  • 包装
    1kg×12袋 ダンボール箱
  • 該当法令
    消防法 /該当なし
  • 使用方法

    適用病害虫と使用方法

    ※本剤又はその有効成分を含む農薬の総使用回数

    作物名

    適用病害虫名

    希釈水量・使用量

    使用時期

    使用方法

    使用回数


    (箱育苗)

    いもち病、
    紋枯病、
    ウンカ類、
    ツマグロヨコバイ、
    ニカメイチュウ、
    コブノメイガ、
    イネツトムシ、
    フタオビコヤガ、
    イネドロオイムシ、
    イネミズゾウムシ

    育苗箱
    (30×60×3cm、
    使用土壌約5L)
    1箱当り50g

    移植2日前
    ~当日

    育苗箱の苗の
    上から均一に
    散布する

    本剤 1回
    イミダクロプリド 3回以内
    (移植時までの処理は1回以内、本田での散布は2回以内)
    スピノサド 1回
    チフルザミド 3回以内
    (移植時までの処理は1回以内、本田では2回以内)
    トリシクラゾール 4回以内
    (育苗箱への処理は1回以内、本田では3回以内)


    (箱育苗)

    いもち病、
    紋枯病、
    ウンカ類、
    ツマグロヨコバイ、
    ニカメイチュウ、
    コブノメイガ、
    イネツトムシ、
    フタオビコヤガ、
    イネドロオイムシ、
    イネミズゾウムシ

    高密度には種する場合は
    1kg/10a(育苗箱
    (30×60×3cm、 使用土壌約5L)
    1箱当り50~100g)

    移植2日前
    ~当日

    育苗箱の苗の
    上から均一に
    散布する

    本剤 1回
    イミダクロプリド 3回以内
    (移植時までの処理は1回以内、本田での散布は2回以内)
    スピノサド 1回
    チフルザミド 3回以内
    (移植時までの処理は1回以内、本田では2回以内)
    トリシクラゾール 4回以内
    (育苗箱への処理は1回以内、本田では3回以内)

  • 散布量

    使用上の注意

    • 本剤の所定量をそのまま手、または散粒機で育苗箱中の苗の上から均一に散布してください。なお、葉に付着した薬剤は軽く払い落としてください。
    • 育苗箱の土壌表面が乾燥していて苗を田植え機に載せる際、薬剤が落下する恐れがある場合は、散布後葉に付着した薬剤を払い落とした後、軽く灌水してください。
    • 育苗箱(30×60×3cm、使用土壌約5L)1箱当りに乾籾として200から300g程度を高密度には種する場合は、10a当りの育苗箱数に応じて、本剤の使用量が1kg/10aまでとなるよう、育苗箱1箱当りの薬量を50から100gまでの範囲で調整してください。
    • 軟弱徒長苗、老化苗などには薬害を生じる恐れがあるので、使用を避けてください。
    • 稲苗葉が濡れていると薬害を生じやすいので、散布直前の灌水はしないでください。
    • 本剤の処理により、時に葉の黄化や葉先枯れなどの薬害を生ずることもあるので、所定の使用量、使用時期、使用方法を厳守してください。
    • 処理苗を移植する本田の整地が不均整な場合は、薬害を生じやすいので代掻きは丁寧に行ない、移植後田面が露出したりしないように注意してください。移植後は直ちに入水し、水深2~3cm程度に保ってください。極端な浅水や深水は薬害の原因となるので避けてください。
    • 深植では薬害を生じやすいので深植にならないように注意してください。
    • 移植後、低温が続き、苗の活着遅延が予測される場合、あるいは移植後極端な高温(30℃以上)が続くと予測される場合は、薬害を生ずるおそれがあるので使用を避けてください。
    • 本田が砂質土壌の水田や漏水田、未熟堆肥多用田の場合は使用を避けてください。
    • 本剤の使用に当っては使用量、使用時期、使用方法などを誤らないように注意し、特に初めて使用する場合には、病害虫防除所など関係機関の指導を受けてください。
  • その他の情報

    安全使用上の注意

    • 誤食などのないように注意してください。誤って飲み込んだ場合には吐き出させ、直ちに医師の手当を受けさせてください。本剤使用中に体に異常を感じた場合には、直ちに医師の手当を受けてください。
    • 本剤は眼に対して刺激性があるので、眼に入った場合は直ちに水洗し、眼科医の手当を受けてください。
    • 作業の際には農薬用マスク、手袋、長ズボン・長袖の作業衣などを着用してください。また粉末を吸い込んだりしないように注意し、作業後は直ちに手足、顔などを石けんでよく洗い、うがいをするとともに衣服を交換してください。
    • かぶれやすい体質の人は、取り扱いに十分注意してください。
  • その他の情報

    水産動植物

    • 水産動植物(魚類)に影響を及ぼすので、本剤を使用した苗は養魚田に移植しないでください。
    • 水産動植物(甲殻類)に影響を及ぼすので、河川、養殖池等に流入しないよう水管理に注意してください。
  • その他の情報

    保管上の注意

    • 直射日光を避け、なるべく低温で乾燥した場所に密封して保管してください。