ゾーベック
エンテクタ™SE

  • 園芸用殺菌剤

グループ

  • 21,49

ゾーベックエンテクタ™SEは2種の有効成分のはたらきにより、疫病、べと病に対し高い効果を示します。また、浸達性(葉表から葉裏への移行)にも優れ、耐雨性に優れます。新展開葉にも移行し予防効果を発揮する殺菌剤です。

 


お知らせ

最新情報

令和6年1月16日、3000倍希釈に使いやすい167㎖規格が登場しました。 

 

 

 

 

令和6年1月31日、ブロッコリーのべと病に適用拡大となりました。

令和6年6月26日、ばれいしょで無人航空機が使えるようになりました。

 

営業担当より

防除の前半に使用することで本剤の特長である高い予防効果が発揮され、耐性菌発達リスクを下げることが可能です。

さらに、汚れの少ない製剤で、天敵等への安全性が高く使いやすい製品です。

効果的な使い方

  • 登録番号

    農林水産省登録 第24728号

  • 有効成分

    アミスルブロム 23.1%

    オキサチアピプロリン 4.6%

  • 作用機作

    殺菌剤分類 21,49

  • 有効年限

    有効期限 5年

  • 包装

    100㎖×10本x6 ダンボール箱、167㎖×20本 ダンボール箱、1ℓx12 ダンボール箱(地域限定)

  • 該当法令

    消防法 /該当なし

  • その他の情報

    使用上の注意

    • 使用前によく振って薬液が十分懸濁されていることを確認してから使用してください。
    • 使用量に合わせ薬液を調製し、使いきってください。
    • 石灰硫黄合剤やボルドー液等アルカリ性農薬との混用はさけてください。
    •  散布液調製後はできるだけ速やかに散布してください。
    • 使用液量は、対象作物の生育段階、栽培形態及び使用方法に合わせて調節してください。
    • 散布にあたっては、風向きなどに注意し、薬液が周辺の作物に飛散してかからないように十分注意してください。
    • 耐性菌管理の観点から、育苗期間中は本剤を使用しないでください。
    • ばれいしょに対して希釈倍数750倍で散布する場合は、少量散布に適合したノズルを装着した乗用型の速度連動式地上液剤散布装置を使用してください。
    • 本剤を無人航空機による散布に使用する場合は、次の注意事項を守ってください。
      • 散布は各散布機種の散布基準にしたがって実施してください。
      • 散布機種に適合した散布装置を使用してください。
      • 散布中、薬液が漏れないように機体の散布配管その他散布装置の十分な点検を行ってください。
      • 散布薬液の飛散によって動植物の被害や自動車の塗装等に被害を与えるおそれがあるなど、各分野に影響があるので、散布区域内の諸物件に十分留意してください。
    • 空容器は、ほ場などに放置せず、3回以上水洗し、環境に影響のないよう適切に処理してください。
    • 本剤の使用に当たっては、使用量、使用時期、使用方法を誤らないよう注意し、特に初めて使用する場合には病害虫防除所等関係機関の指導を受けることが望ましいです。 
  • その他の情報

    安全使用上の注意

    • 誤飲などのないよう注意してください。
    • 本剤は眼に対して弱い刺激性があるので眼に入らないよう注意してください。眼に入った場合には直ちに水洗してください。
    • 本剤は皮膚に対して弱い刺激性があるので皮膚に付着しないよう注意してください。付着した場合には直ちに石けんでよく洗い落としてください。 
  • その他の情報

    保管上の注意

    • 直射日光をさけ、なるべく低温な場所に密栓して保管してください。
  • その他の情報

    有効成分ゾーベック™ 耐性菌管理方針

     

    • 疫病、べと病に有効な異なる作用性の殺菌剤と組み合わせた体系(ローテーション散布)で使用してください。
    • 殺菌剤分類(FRACコード)49の有効成分を含む薬剤(本剤を含む)の使用回数は総防除回数の1/3を超えないようにしてください( 疫病、べと病の防除が3回以内であれば1回まで) 。
    • 本剤は病気が発生する前に、予防的に散布してください。病気発生後の散布では十分な効果が得られません。また耐性菌の発生を助長する恐れがあります。
    • 本剤は栽培期間の前半に使用してください。有効成分による作物保護効果が高く発揮されるだけでなく、耐性菌発生のリスクが抑えられます。
    • 殺菌剤分類(FRACコード)49の有効成分を含む薬剤(本剤を含む)は定植前の苗には使用しないでください。

     

    Corteva AgriscienceはFRACメンバーでその活動を全面的に支持しており、前記のゾーベックエンテクタ耐性菌管理方針は上述した考え方に則って作成されています。

     

    FRACに関する参照サイト

    (1)Fungicide Resistance Action Committee( FRAC)ウェブサイト(英語) http://www.frac.info/home

    (2)Japan FRAC 殺菌剤耐性菌対策委員会 ウェブサイト(日本語) http://www.jcpa.or.jp/labo/jfrac/

     

     


効果的な使い方

  • 使用方法

    適用病害と使用方法

    ※本剤及びその有効成分を含む農薬の総使用回数

    作物名

    適用病害名

    希釈水量・使用量使用時期本剤の使用回数

    使用方法

    アミスルブロムを含む

    農薬の総使用回数※

    オキサチアピプロリンを含む

    農薬の総使用回数※

    ばれいしょ疫病

    3000倍
    100~300ℓ/10a

    収穫14日前まで3回以内散布5回以内(植付前は1回以内、植付後は4回以内)3回以内
    ばれいしょ疫病

    750倍
    25ℓ/10a

    収穫14日前まで3回以内散布5回以内(植付前は1回以内、植付後は4回以内)3回以内
    ばれいしょ疫病

    80倍
    3.2ℓ/10a

    収穫14日前まで3回以内無人航空機による散布5回以内(植付前は1回以内、植付後は4回以内)3回以内
    ばれいしょ疫病

    40倍
    1.6ℓ/10a

    収穫14日前まで3回以内無人航空機による散布5回以内(植付前は1回以内、植付後は4回以内)3回以内
    たまねぎべと病

    3000倍
    100~300ℓ/10a

    収穫7日前まで2回以内散布3回以内2回以内
    キャベツべと病

    3000倍
    100~300ℓ/10a

    収穫7日前まで2回以内散布8回以内(苗床での土壌混和は2回以内、灌注は1回以内、本圃での土壌混和は2回以内、散布は4回以内)2回以内
    ブロッコリーべと病

    3000倍
    100~300ℓ/10a

    収穫7日前まで2回以内散布7回以内(土壌混和は2回以内、灌注は1回以内、散布は4回以内)2回以内
    はくさいべと病

    3000倍
    100~300ℓ/10a

    収穫7日前まで2回以内散布7回以内(土壌混和は2回以内、灌注は1回以内、散布は4回以内)2回以内

    レタス、

    非結球レタス

    べと病

    3000倍
    100~300ℓ/10a

    収穫3日前まで2回以内散布3回以内2回以内
    きゅうり

    べと病

    4000倍
    100~300ℓ/10a

    収穫前日まで2回以内散布4回以内2回以内

    トマト、

    ミニトマト

    疫病4000倍
    100~300ℓ/10a
    収穫前日まで2回以内散布4回以内2回以内
ゾーベックエンテクタ™SE100ml
                    ゾーベックエンテクタ™SE 100ml
ゾーベックエンテクタ™SE100ml
                    ゾーベックエンテクタ™SE 100ml
ゾーベックエンテクタ™SE 167ml
       ゾーベックエンテクタ™SE 167ml
ゾーベックエンテクタ™SE 167ml
       ゾーベックエンテクタ™SE 167ml