(写真)老齢幼虫
チョウ目、シャクガ科
どんな虫?
●雑食性で、周囲から侵入
●枯枝などに擬態
●老齢となり食欲が旺盛になると目立つ
生態は?
●年3〜4回発生
●蛹越冬
●立木樹皮下や建物などの隙間に数十〜数百粒を産卵(総産卵数:千粒程度)
●ふ化幼虫は吐糸で風に乗って遠方まで分散
●卵期間:14日(5月)〜6日(8月)、幼虫期間:28日(5月)〜20日(8月)
●土中、落葉下で蛹化
被害は?
●夏以降に多発することが多く、翌年一番茶の生産に影響を及ぼす
●多発し加害が集中的に起こると、茶樹は枝条を残し丸裸にされる
●3〜4齢幼虫は葉に小穴をあけて食害、老齢は葉柄だけを残して葉全体を暴食する
薬剤と防除適期
スピノエース™フロアブル | ||
ファルコン™フロアブル | 食害量が少なく薬剤感受性が高い4齢幼虫(体長2cm)までに散布 |