輪斑病/新梢枯死症

輪斑病/新梢枯死症
輪斑病/新梢枯死症
輪斑病/新梢枯死症

(写真)左/葉表:病斑(分生子層を形成)右/新梢枯死症(新芽の包葉や不完全葉の離脱した傷口から感染)

糸状菌

どんな病気?

●摘採時の葉、茎の傷から侵入し輪斑病を引き起こす

●新梢枯死症は、輪斑病斑が多発した茶園で発生しやすい

感染は?

●越冬方法については諸説(病葉、枝上の菌糸・分生子、葉組織内で潜在感染など)

●摘採、整枝の傷口などから侵入(摘採機の袋への付着などが原因に)

●潜伏期間は5〜10日

被害は?

●摘採時に傷を受けた葉、茎から感染する場合が多い

●輪斑病の葉枯れ、枝枯れが次茶期の芽の生育に影響

●新梢枯死症状の発生は、翌年の一番茶芽、二番茶芽の生育に影響

防除の目安

摘採、整枝から当日または翌日までに薬剤散布する。

薬剤

コサイド®3000