チャハマキ

チャハマキ
チャハマキ
チャハマキ

(写真)老齢幼虫(頭部:黒褐色)

チョウ目、ハマキガ科

どんな虫?

●茶の他、カンキツ、ナシ、カキにも発生

●静岡県、関東で発生が多い

生態は?

●年4回発生(鹿児島では5回発生)

●中齢幼虫が巻葉内で冬眠せず越冬

●1雌が葉の表面に卵塊(100〜200卵粒)を3〜5回産付

●卵/幼虫期間:20℃(約9〜10日/25日)、25℃(約7日/16〜18日)

●幼虫分散は比較的小さい。若齢は古葉を上下2枚につづり合わせる

●老齢では葉を数枚から十数枚つづり合わせ巣をつくる

●蛹は巻葉内

被害は?

●集中的に坪枯れ状の被害が発生

●老齢では食害量が急増、切葉や枯葉が目立つ

●防除を失敗すると、次茶期以降の発芽、伸育に影響

薬剤と防除適期

スピノエース™フロアブル 発蛾最盛期から10〜14日後
ファルコン™フロアブル 発蛾最盛期から7〜10日後
ランネート™45DF 発蛾最盛日の7〜10日後頃、若齢幼虫期