(写真)4齢幼虫と葉の被害例
チョウ目/アトヒゲコガ科
Acrolepiopsissapporensis
どんなムシ?
●キャベツ等の害虫のコナガと形態や生態など類似
●ネギ属だけを加害。二ラ、ニンニク等にも被害
生態は?
●関東以西では周年発生。寒冷地では、成虫越冬すると思われる
●年5~10回発生。春期と秋期に発生が多い
●ふ化幼虫は葉肉内部に食入し食害。2齢幼虫以降は葉の内部に出て食害
●老齢幼虫は葉表に荒い網目状の繭の中で蛹化する
●25°Cの幼虫期間は約10日、期間は約8日
被害は?
●表皮の下に透明または白く透けた斑点や筋状の食害痕ができる。
●多発時には全株白斑状になる
●ニラでは葉鞘部に食入、花も加害する