(写真)根の病斑
糸状菌
Fusariumoxysporumf.sp.cepae
どんな病気?
●ネギで発生
●砂質土壌、高温条件下、連作圃場で発生しやすい
●育苗期と本畑のどちらでも発生する
感染は?
●土壌中の被害残さの組織内で菌糸や分生子及び厚膜胞子で越年
●温度上昇と作物の根が放出する物質により胞子発芽し、作物の根の先端や傷口より侵入し蔓延
●侵入後は維管束内の導管を侵食し、機能喪失させる
症状は?
●春~秋に発生が多く、盛夏には多発
●収穫期の発病は少ないが、育苗期から移植後15~60日頃に多く発生
●苗床では黄化、立ち枯れ症状を示し、本畑では地上部が黄化し下葉がわい曲する
●地下部は腐敗し抜けやすくなる